ここで売っているものなら。

「ありがとうふくしまプロジェクト」を発信してすぐ、
郡山市が本社の、こちらの企業の方からメールをいただきました。
緑と赤のハトのマークでおなじみのヨークベニマルさんです。
私のお友達も勤めている、地元で一番大きなスーパーさん。

個人のブログ、個人の行動に対して
メールをくださったことに感激したのはもちろん、
私も、ここに住んでいるみなさんも同様だと思いますが
震災の次の日にきちんとお店を開けてくださった
こちらのスーパーさんに行って、どれだけ安心したことか。

そして、レジに立っていたのは皆女性の方でした。
社員さん、パートさん。女性なら、主婦ならきっと
家のこと、家族のことを優先させたかったでしょう。
しかしながら、すべてのレジを開け水やカップラーメン、
トイレットペーパー等生活必需品を販売してくれました。
これがどれだけありがたかったか。
感謝してもしきれません。



ここで売っているものなら。


写真は今日ベニマルさんのチラシに載っていた福島産キュウリ。
ハウス栽培ですから安心して食べられます。
こんなに入って198円。他の地区のものは、298円…。価格差がこんなに。
新鮮だから洗うときチクチクしていて、かじると本当に甘かった。



■了承を得ましたので、頂いたメールの一部を抜粋し掲載させていただきます。


「中村様


ヨークベニマルに勤めております杉浦と申します。
突然のメールで、驚かれたことかと存じます。失礼をお詫び申し上げます。
弊社の食育を担当しております。


中村様のブログを読むことで、気持ちを共有できたと言いますか、
「ひとこと」ではないですが、何かお伝えしたいと思い、
メールさせていただいております。


「ありがとうふくしまプロジェクト」。
ママの力、気持ちを形に行動にされていることはすばらしい事ですね。
弊社でも福島県産の野菜の安全性PRを行っています。
原発事故による放射能物質の基準値をオーバーし、出荷制限と摂取制限を
余儀なくされている野菜が65品目(3/31現在)あります。
しかし安全性が確認されている野菜までが風評被害を受けている現状を踏まえ、
福島県として「がんばろう ふくしま!地産地消運動」が展開されます。
これを受けて、弊社でもこの主旨に賛同し、福島県内店舗全店で福島県産野菜の
安全性について積極的にPRと販売促進活動を実施していきます。


日ごろからお世話になっている農家の方、酪農家の方、漁業関係者の方の
顔が浮かんでは悔しい気持ちと不安な気持ちでいっぱいです。
どの方も愛情と誇りを持って、お仕事をされています。
きっとおいしいものを再び届けてくれるはずです。
弊社はお客様(消費者)へも、生産者の皆さんにも、小売業としての役割りを
しっかりと果たしていく所存です。

今回の問題に限ったことではありませんが、
「ベニマルで売ってるものだから、買って食べよう」と思ってもらえる信頼関係を、
お客様と築くことが大切だと考えています。
お客様の信用を失わない、お客様の求めるものを提供し続ける。
そしてその先、お客様に食を提案する。
(安心な食の供給はもちろん、ライフスタイルや想いや情報も含めてお届けする)
ことが必要だと考えています。
従業員としてというよりは、私も消費者として、
中村様はじめお客様の応援に応えられる会社であってほしいと思います。


突然の初めてのメールで長々と申し訳ございません。
引き続きブログを拝見させていただければと存じます。
また、いろいろとお世話になることがあるかと存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。 


ヨークベニマル本部 食品事業部 杉浦」




こういう方がいるスーパーで売っているものなら、
私は安心して子どもたちに食べさせたいと思いました。

ありがとうございます、杉浦さん!
いつもありがとう、ベニマルさん!




現在、郡山市から、町内会へ回覧されていますが、
福島産で出荷停止、摂取制限が出ている食品について
改めてお知らせしたいと思います。



野菜

非結球性葉菜類  摂取及び出荷の自粛
ホウレンソウ、コマツナ、カキナ、あぶらな、ちぢれ菜、紅菜苔、くきたちな、カブレ菜、信夫冬菜、山東菜、べかな、非結球はくさい、チンゲンサイ、パクチョイ、タアサイ、たかな、かつおな、からしな、みずな、たいさい、サラダ菜、サニーレタス、しゅんぎく、フダンソウ、なばな、さいしん、オータムポエム、かいらん、つぼみな、みずかけな、ケール、しろな、仙台雪菜、千宝菜、のざわな、べんり菜、山形みどりな、わさびな、サンチュ、プチヴェール、ウルイ、畑ワサビ、花ワサビ、クレソン、ルッコラ、ナズナ、アイスプラント、葉ダイコン、ふきのとう、オカヒジキ、さんしょう(葉)、ジュウネン(葉)、ツルムラサキ、モロヘイヤ 等

結球性葉菜類  摂取及び出荷の自粛
キャベツ、はくさい、結球レタス、芽キャベツ 等

アブラナ科花蕾類  摂取及び出荷の自粛
ブロッコリー、カリフラワー、茎ブロッコリー 等

カブ   出荷の自粛
こかぶ、赤かぶ、聖護院かぶ 等

畜産物  出荷の自粛
原乳



※対象としている品目は、平成23年3月23日現在のものと変わりありません。
※「非結球性葉菜類」において下線で示したものは、農林水産省への照会等により、
平成23年3月30日現在で新たに確認できたものです。

※スクリーニング検査によって約3週間、国の暫定基準値を超える放射性物質が
検出されなければ、出荷制限を解除することが検討されています。
※HPはまだ更新されておりませんでしたが、会津地方などの一部の地区で
出荷制限を解除するという会見を先ほど枝野官房長官が行っていました。
今後の詳細については郡山市ウェブサイト、
「福島第一原子力発電所事故に関連するお知らせ・情報 」
を確認してみてください。




"等"ってなんだ?他にも心配なものがあるのかしら?
これだけ厳しく制限されています。
今、店頭に並んでいるものは、絶対に大丈夫。
だって、地元の会社が地元の人たちを裏切ったりしませんから。
ちゃんと、安全で美味しいものしか売っていません。

ちなみに、ヨークベニマルさんではちゃんと地元お野菜コーナーに、
「食べても安全なお野菜」の一覧を貼ってくれていましたよ。
こういう心遣いが、私たち消費者には嬉しいですよね^^




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たくさんの、ありがとう。
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 たくさんの、ありがとう。 (2011-04-03 01:43)

2011年04月08日 Posted bymikttymama at 20:44 │Comments(0)ありがとうふくしまプロジェクト。

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